平成30年度支部総会・懇親会の報告
去る9月30日(日)12時半から「マリエール高崎」にて、「平成30年度総会・懇親会」を開催しました。生憎、台風24号が日本縦断の予報で交通機関の運行中止も予想されるために、懇親会を30分短縮しての対応など、裏事情は大変でした。
総会は48名の出席のもと、中山支部長の挨拶、同志社大学濱副学長並びに校友会竹村理事のご祝辞の後、中山支部長による活動報告、続いて山崎会計幹事による会計報告と松本監査役の監査報告があり、無事に終了しました。
その後、講演会として共愛学園前橋国際大学名誉教授の宮崎俊弥氏を講師に招き、「近代群馬のキリスト教教育-共愛女学校第9代校長周再賜を中心に-」という演題で、同志社大学関係者4名と校友会・同窓会関係者58名の参加で講演会を開催しました。
共愛学園も新島襄が発起人の1人で、多くの同志社出身者が校長を務めましたが、中でも第9代校長の周再賜は、台湾出身で同志社から米国の大学で勉強し、同志社大学神学部助教授を経て共愛学園の校長に37歳で就任し、40年間という長きに亘って務めたという方でした。
キリスト教主義をベースとする彼の教育観は、人格の完成・犠牲・自由・これらの表現としての形式・勤労の「5本柱」でありましたが、一方で生徒への生活指導はかなり厳しかったようです。
講演会に引き続き、佐藤麻美氏による「二胡の演奏会」を行いました。
本来は友人と2人での演奏の予定でしたが、台風の影響により1人になりましたが、頑張って演奏して頂きました。演奏の途中で、「二胡」という楽器の歴史や構造の説明もありました。アンコールを含んだ全6曲のなんとも中国情緒を思わせる音色に、参加者は聞き入っておりました。
記念撮影の後の懇親会は、同志社大学濱副学長や校友会竹村理事はじめ近隣校友会支部代表の方々、加えて新島学園の湯浅理事長と同窓会の玉村会長等々のご来賓をお迎えし、校友会・同窓会会員合わせて総勢63名の参加となりました。中山支部長の挨拶に始まり、濱副学長からのご祝辞や玉村会長のご挨拶を頂き、小栗幹事の祈祷の後、湯浅理事長による乾杯の音頭で宴会がスタートしました。
しばらく歓談した後、初参加者2名に自己紹介・スピーチをして頂き、今回から参加の校友連携コーディネーターの小野寺氏(群馬県出身)のお話を伺いました。校友連携コーディネーターは、校友と大学側との懸け橋となり、校友の要望等を大学側に繋げてくれる役目を果たしてくれるとのことで、今後、大いに期待したいと思います。
お開きとして、同窓会の豊泉支部長の挨拶があり、最後にカレッジソング・チェアーへと進み、三輪幹事の先導により、全員が肩を組み輪になり、カレッジソング斉唱と同志社チェアーを高唱し、高揚感のうちの平成最後の総会・懇親会は閉会となりました。